成功する人、元不良が圧倒的に多かった

というテーマで話していきたいと思います。

 

皆さんは起業してお金持ちになったりする人にはどんな人が多いと思いますか?

実はこれ、「過去にやんちゃしていた人」。つまり不良だった人ほど成功する起業家になっているという研究結果があるんですね。

 

こちらの研究では、

https://www.nber.org/papers/w19276

アメリカの約12,000人を対象に、10代の頃から30年間追跡調査したところ、起業して成功した人たちの中に、若い頃に万引きや不登校、さらには薬の密売にまで手を染めていたという人がなんと3倍も多かったというんです。これはなかなか衝撃的な結果じゃないでしょうか。

 

では一体なぜこのような結果が出たのかと言いますと、新しいビジネスを始めるには稼げるかどうかも分からないものに多くの時間やお金を使わなきゃいけないわけで、そのリスクに立ち向かう勇気が必要なわけですね。

 

そんな中で起業して成功できるような人は、

「若い頃に社会のルールを逸脱してリスクを取ってきたので、大人になってもリスキーな行動ができて、結果的に成功する人が多い。」

ということだそうです。

 

さらにこの研究の面白いところは、成功した起業家が単に不良だったというだけではなく、他にもある3つの共通の要素があったということです。その3つの要素というのが、

  • 裕福な家庭に育った
  • 高い教育を受けていた
  • 両親の仲が良かった

ということで、裕福な家庭で育つと教育にお金をかけることができる。教育にお金をかけることで高い教育を受けることができる。そして、両親の仲がいいことによって、常に心が安らげる状態で過ごすことができて、その結果自己肯定感も高まり精神的にも安定する。ということで、こうやって整理してみると明らかに人生うまく行きやすそうですよね。

 

結論としては「生まれに恵まれて若い頃に好き勝手やって楽しくしていた人」が成功しやすいということで、なんというかちょっと腹立たしい結論になってしまっていますね笑

 

とはいえ、「若い頃にヤンチャしてこなかったから俺は成功しないんだ」だとか、「裕福な家庭に生まれなかった私は成功しないんだ」と思うのはもちろん間違っていて、世の中には真面目な人でも貧乏な家庭に生まれた人でも成功者はいくらでもいるわけですね。

 

環境や過去の経験が影響を与えるということはありますが、決してそれだけが成功を決定づけるわけではないということですね。

  • リスクを取る勇気
  • 失敗から学ぶ能力
  • そして努力を続ける意志

これらがあれば、どんな過去を持っていても、どんな環境で育ったとしても、自分なりの成功を掴むことができるのではないでしょうか。

 

私はそこそこ真面目な学生時代を過ごしていて、成績は悪く、両親の仲もそんなに良くなくて、今回の研究結果とは完全に真逆でかなり残念な感じの環境なんですが、私も自分なりの成功を掴めるよう努力していきたいと思います。皆さんも自分の強みや環境を活かして、失敗を恐れず自分の道を切り開いていきましょう。

 

ではまた。