食欲を抑えたい人、〇〇を飲めばいい

というテーマで話していきたいと思います。

 

みなさんは「食欲を抑えたい!」と思ったことはないでしょうか?

とある研究で「〇〇を飲めば食欲を抑えることができる」という研究結果がでていたのでご紹介していきたいと思います。

まず最初にネタばらししてしまうと、この〇〇っていうのはコーヒーのことなんですが、みなさんも「コーヒーはダイエットにいい」という話を一度くらいは聞いたことがあると思います。

今回は、そんなコーヒーが食欲を抑えたという研究の内容や結果について詳しくお話していきます。

コーヒーの食欲抑制効果とは?

多くの健康効果があるとされているコーヒーですが、その中の一つに「食欲を抑える」というものがあります。中でもカフェイン入りのコーヒーがこの効果を発揮するということが研究でも明らかにされているんですね。

2017年、ネイチャーコミュニケーションズで発表された研究では、肥満マウスにカフェインを投与したところ、食欲が抑えられ、エネルギー消費が増加し、結果的に体重が減少したという結果が得られました。

https://www.nature.com/articles/ncomms15904

また、別の研究では、被験者を

  • 「カフェイン入りコーヒーを飲んだグループ」
  • 「カフェイン抜きコーヒーを飲んだグループ」
  • 「カフェインだけを摂取したグループ」

の3つに分けて実験を行いました。その結果、カフェイン入りコーヒーを飲んだグループだけが、食欲の減退と活力の向上を感じたということだったんですね。

このように、コーヒーには食欲を抑える効果があるということが分かったんですが、特にカフェインが入っているということが大事でして、ダイエットサプリとして有名なスタッカーやファステインにもカフェインが含まれていることからも、カフェインが食欲抑制にいいんじゃないか?ということがうかがえますね。

ただカフェインを摂取するだけでは意味がない?

ところが後者の実験ではただカフェインを摂取するだけでは同じ効果は得られないという結果も出ていたんですね。つまりカフェインだけではなく、コーヒーに含まれる複数の成分が相乗的に作用することで、結果として食欲抑制の効果が発揮されていた。という可能性が高いわけですね。

コーヒーの飲みすぎにはご注意を

食欲を抑えるためにコーヒーを飲むことは、体重管理に役立つ一方で、カフェインの過剰摂取は健康に悪影響を与えることもあるため、飲む量には注意が必要です。一般的には1日に400mgまでのカフェイン摂取が安全とされていて、コーヒー1杯には約90mgのカフェインが含まれているので、多くても1日に4杯までを目安にしましょう。

ただこれにも個人差があって、4杯飲んでもなんともない人もいれば1杯で気持ち悪くなる人もいます。私もコーヒーは大好きで毎日飲んでますが、一日3杯も飲むと気持ち悪くなってしまいますね。

ダイエットに適したコーヒーの飲み方

続いてダイエットに適したコーヒーの飲み方なんですが、コーヒーは抽出時間が長くなればなるほどカフェイン量が少なくなります。また、カフェインは熱に弱いため、深煎りよりも浅煎りの方がカフェインが多く含まれているんですね。そのため食欲の減退効果をより高めたい場合は浅煎りのコーヒーを選ぶといいでしょう。

また、缶コーヒーやインスタントコーヒーでも問題ないんですが、その他の健康効果などを考えるとやはりドリップしたコーヒーが一番おすすめです。というわけで、一番のおすすめは「浅煎りのドリップコーヒー」ということになります。

無糖が苦手な人は人工甘味料を使おう

コーヒーに食欲減退の効果があるとはいえ、砂糖をたっぷり入れて摂取カロリーが増えてしまっては元も子もないわけです。かといってブラックは苦手…。そんな人には人工甘味料がおすすめです。

有名なもので言えばラカントですね。ラカントは砂糖と同じ甘さですがカロリーはゼロです。これは原材料に含まれるエリスリトールが体内でほとんど吸収されず、尿として排出されるためです。エリスリトールには「虫歯の原因となる酸を作らない」だったり「糖代謝に影響を与えない」といったメリットもあって非常におすすめです。

エリスリトールは単体でも販売でも販売されていて、甘さは砂糖の80%程度。値段は1キロ1000円程度。ラカントが800gで2300円。ラカントでもエリスリトールでもどちらを選んでもいいと思いますが、個人的にはコスパの高いエリスリトールがおすすめですね。

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コーヒーにはそのほかにも

心臓病、脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するということが国立がん研究センター予防研究グループの研究で明らかにされています。また、以下のような様々な効果も示されています。

大腸がんや肝がんの予防

http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/302.html

http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/274.html

2型糖尿病の血糖値の改善

http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/352.html

脂肪燃焼促進による肥満防止

http://www.kao.com/jp/corporate/research-development/product-development/human-health-care/coffee-functions/

といった、さまざまな健康効果も確認されています。

 

というわけで、コーヒーには食欲を抑える作用があり、そのほかにもたくさんの健康効果があるのでコーヒーの習慣がない人はこれを機会に習慣にしてみてはいかがでしょうか?とはいえ、過剰摂取は身体に悪いので飲みすぎには注意しましょう。

 

ではまた。